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ロバート・B・ゼーリック世界銀行グループ総裁 世銀IMF合同開発委員会 記者会見

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2012年4月21日

この度、マレック・ベルカ・ポーランド国立銀行総裁を開発委員会の新議長にお迎えすることになりました。過去20年間にポーランドが成し遂げた実績、ならびに自国とヨーロッパに対する同氏の貢献に対し、心より敬意を表します。開発委員会を通じて、ご本人及びポーランドの知見を伝授していただけることは喜ばしい限りです。

また、世界経済が重大な局面を迎えているこの時期に、みごとな手腕でIMFを率いてこられたクリスティーヌ・ラガルド専務理事に感謝の意を表したいと思います。

次回の開発委員会は、ジム・ヨン・キム新総裁の下、日本において開催されます。新総裁が大きな貢献をしてくださるものと確信しております。

そして、開発委員会委員の皆様にも御礼を申し上げたいと存じます。

また、加盟各国には、条件付現金給付(conditional cash transfers)、公共事業、学校給食など、効率的で財政的に優良な社会的セーフティネットへの支援を拡大するという世銀グループの努力を支持していただき、喜ばしく思っています。

国際会議ではしばしば、金融機関に対する国際的なセーフティネットが大きく取り上げられますが、人々の暮らしを守るセーフティネットにも同じ様に着目する必要があります。周知の通り、大きな金融機関は影響が大き過ぎるのでつぶせないという問題があります。しかし、金融システムや規制、ファイアーウォールについて論じること以上に、人々を守る方がもっと重要なことを忘れてはなりません。
加盟国はまた、世銀に対し、食糧価格の高騰と乱高下に対処するため、今後も多面的なアプローチを用いて途上国を支援するよう望んでいます。

加盟国からは、世界の貧困層の70%が暮らす中所得国に対し世銀グループがより先進的で力強いパートナーシップをつくりあげることに支持をいただいております。

ここでカギとなる要素は、官民パートナーシップ(PPP)などを通じて、将来の成長を促すインフラ開発です。

加盟国には、セーフティネット、国際公共財、南南協力などの幅広い分野で、世銀の知見共有アジェンダを進めることに支援をいただきました。

世界経済の回復は、民間資金に対する適切な奨励策にかかっています。世銀グループは、民間セクターに技術革新、投資、雇用創出を奨励する公共政策の策定を主導してきました。

民間セクターへの支援を手がける国際金融公社(IFC)も、革新的資金調達、技術協力、投資、資金動員においてこの雇用創出などの取組みに貢献しました。

何と言っても、究極のセーフティネットは雇用です。

最後になりましたが、各国の大臣の皆様には、結果、透明性、説明責任を重視した世銀改革のアジェンダを支持していただき、誠に嬉しく思っております。大臣各位からは、これまでの世銀の取組みを評価していただくとともに、今後もこのモメンタムを維持するよう求められました。

途上国がこの先の複雑な道のりをしっかりと進んでいけるよう、支援を継続することがこれまで以上に重要です。

締めくくりに、有能で様々な背景を兼ね備えた幹部をはじめとする世銀グループの職員に対し、特別な感謝の意を表して私のスピーチを終えたいと思います。途上国や加盟国のため、世銀が業務を進めることができるのは、豊かなアイデアとエネルギー、使命感をもって世界各国から集まった世銀職員のおかげです。こうした人々と共に働くことができ誠に光栄に思うと同時に、今後の活躍を心からお祈りいたします。ご清聴ありがとうございました。

 

 

 

 




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