CGIARフェローとスワミナサン教授、農業研究の重要性についてPICで報告

2005313日、東京 - 世界銀行情報センター(PIC東京)、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、国際農業研究協議グループ(CGIAR)は本日、日本人若手研究者とスワミナサン教授を迎えてコーヒーアワーを共催し、政府、企業、大学研究機関、学生など約40名が参加しました。

 

日本の農林水産省の支援を得て実施しているCGIARフェローシッププログラムは、毎年10名程度の日本人若手研究者をCGIAR傘下の研究機関などに短期間、派遣しています。今回のコーヒーアワーでは、同プログラムに参加した2名の研究者から研究報告があり、これに対してスワミナサン教授(MSスワミナサン研究財団理事長)がコメンテイターとして、農業研究のさらなる発展のために若手研究者の役割が重要であると指摘しました。

 

スワミナサン教授は世界食糧賞の初代受賞者、コミュニティ·リーダーシップに関するマグサイサイ賞受賞者で、「緑の革命の父」として知られています。今回のコーヒーアワーでは、国際農業研究の最近の挑戦と展望に触れ、とくにエヴァーグリーン農業革命のための研究ネットワーク」の設立を提唱するとともに、農業復興の5つの課題として、土壌の健全性、灌漑用水マネジメント、保証と保険、ノウハウ(know-how)とドゥハウ (do-how)格差の是正、農民にやさしい市場づくりを挙げました。

 

コーヒーアワーでは吉村幸雄世界銀行副総裁兼駐日特別代表の冒頭挨拶の後、CGIARへの日本からの貢献への感謝と日本人研究者の成果をたたえるフランシスコ·ライフシュナイダーCGIAR事務局長からの特別メッセージが、大森功一世界銀行東京事務所広報担当官より代読されました。

 

また、飯山みゆき氏(東京大学大学院総合文化研究科研究生、2005年国際畜産研究所へ派遣)と原田麻衣子氏(清水国際特許事務所、2005年国際半乾燥熱帯作物研究所へ派遣)が、それぞれの研究成果や派遣中の体験談を報告しました。

 

 CGIARProfSwaminathan
コメンテーターとして参加した世界食糧賞初代受賞者のスワミナサン教授
 CGIARJapaneseResearchers
CGIARフェローとして国際半乾燥熱帯作物所へ派遣された原田麻衣子氏

 

本コーヒーアワーは、2006313日から24日までPIC東京で開催されたパネル展「未来の地球のために:国際農林水産研究の意義」(PIC東京、CGIARJIRCAS共催)の一部として実施されました。

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