世界銀行・国際金融情報センター共催パブリックセミナー「世界開発金融2007」 2007年6月8日(金)午後 3時~ 5時 於:世界銀行東京事務所(TDLC) 5月29日に世界に向け発表された「世界開発報告2007:企業セクターの金融グローバル化」によると、2006年には途上国において、また世界経済全般においても引き続き堅調な成長が続きました。途上国への資本フロー拡大はそれまでの数年間と比べるとやや小幅ながら拡大を続けました。株式投資と海外直接投資(FDI)の両方の堅調な増加により、株式フローは資本フロー全体の4分の3近くを占めるまでになっています(2004年には3分の2)。途上国の企業が調達した外国資本の額は、過去2、3年で増加していますが、民間資本の流入の恩恵がすべての途上国に均等にもたらされているわけではありません。低所得国の場合、このように状況が好転しているにもかかわらず、その大半が国際債券市場を利用できる状態になく、財政状態は公共の資金源に大きく依存したままです。ところが外国からの援助が落ち込んでおり、ドナー各国が当初のコミットメントを果たせるかどうかも疑わしくなってきています。世界経済の成長は今後数年間でより持続可能な水準にまで減速すると予測されており、途上世界にとっては、一部の国で能力面に制約がありインフレ圧力が高まりつつあることから、これは望ましい展開です。ソフトランディングとなる可能性がきわめて高いとはいえ、各国は財弱性を軽減するための政策を実行することでリスクを慎重に管理する必要があります。 世界開発金融2007 プレスリリース(日・英) 概要(日) 報告書全文(英) セミナー報告
2007年6月8日、東京 - 世界銀行東京事務所は本日、国際金融情報センター(JCIF)との共催により、5月29日に世界に向け発表された「世界開発金融2007:企業セクターの金融グローバル化」に関するパブリックセミナーを開催しました。 寺田晴彦国JCIF副理事長の開会挨拶の後、同報告書の主要執筆者の一人である世界銀行開発予測グループのハンス・ティマーが報告書の概要を説明し、続いて同書第二章の主要執筆者のダグラス・ホストランド途上国の民間資金フローについて説明をしました。その後の桜庭千尋JCIF総務部長他専門家よりコメントをいただき、実務担当者とともに活発な意見交換が行われました。 
| | (左から)レスター・ダリー、ハンス・ティマー、ダグラス・ホストランド、桜庭千尋国際金融情報センター総務部長、竹中正治国際通貨研究所経済調査部長・チーフエコノミスト、高田創みずほ証券株式会社市場調査本部総括部長・チーフストラテジスト | 東京開発ラーニングセンターでプレゼンテーションに聞きいる聴衆。 | |
シンポジウムのプログラム セミナー・プレゼンテーション 世界開発金融2007 プレスリリース(日・英) 概要(日) 報告書全文(英) |