ツシマヤマネコ保護のために何ができるか?

2007年7月20日、東京 - NPO法人どうぶつたちの病院日本経団連自然保護協議会、世界銀行情報センター(PIC東京)は本日、ワークショップ「東京でやる!ツシマヤマネコ絶滅回避」を共催し、40名を超える参加者が議論に参加しました。

前半は3名の専門家が報告を行いました。まず、NPO法人どうぶつたちの病院の羽山伸一さんは、やんばる、西表、対馬で活動するNPO法人どうぶつたちの病院の概要を紹介し、

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ツシマヤマネコ(写真提供、対馬野生生物保護センター)

絶滅に瀕する野生動物の保護と、地域の飼育動物の適正飼育を通じた地域発展を進めていると述べました。また、対馬野生生物保護センターの村山晶さんは、現在80頭から110頭が生息しているといわれているツシヤヤマネコの現状、生息地再生と保護のための課題について報告し、対馬だけではなく、東京など対馬以外の地域と連携をはかりながら進める保護の取り組みが重要と指摘しました。さらに、井の頭自然文化園の小林和 夫さんは、井の頭自然文化園での2頭のツシマヤマネコの飼育状況について報告し、動物園における希少野生動物の飼育が保護にどのように結びつく可能性があるのかなどについて述べました。

後半は、羽山伸一さんが進行役を務め、参加者全員でツシマヤマネコの保護に向けて東京で何ができるについて意見を出し合いました。参加者からは、国内外のメディアでとりあげるよう働きかける、グッズ開発やエコツアー企画などを進める、ツシマヤマネコの保護と増加のために必要なコストなどをわかりやすく数値化するなどのアイデアが出ました。

本ワークショップはパネル展「どうぶつ医療が希少野生動物保護活動の流れをかえる、その進路と現場と今、やんばる、対馬、西表、小笠原」(7月17日からr27日まで、PIC東京で開催)の一部として行われました。

当日のプログラム

  1. 開会挨拶 大森功一(世界銀行東京事務所広報担当官)
  2. 報告「NPOどうぶつたちの病院、仕事は野生を守ること」 羽山伸一さん(NPOどうぶつたちの病院、日本獣医生命科学大学)
  3. 報告「対馬でやる!ツシマヤマネコ生息地再生」 村山晶さん(対馬野生生物保護センター)
  4. 報告「生息域外でやる! 希少野生動物保護」 小林和夫さん(井の頭自然文化園)
  5. 全体討論 司会進行 羽山伸一さん

KNCF・PIC東京共催シリーズの日程

第07回 バードライフ・アジア 2007年4月16日~27日
第08回 日本・インドネシアオランウータン保護調査委員会 2007年5月21日~6月1日
第09回 日本国際ボランティアセンター 2007年6月18日~29日
第10回 どうぶつたちの病院 2007年7月17日~27日
第11回 テレビ会議報告会 2007年8月10日
第12回 オイスカ 2007年9月中下旬予定 

プレゼンテーション資料: 
対馬野生生物保護センターの村山晶さん
どうぶつたちの病院の羽山伸一さん

関連リンク:
日本経団連自然保護協議会
NPO法人どうぶつたちの病院

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どうぶつたちの病院の羽山伸一さん

対馬野生生物保護センターの村山晶さん

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井の頭自然文化園の小林和夫さん

参加者全員で保護のためのアイデアを話し合う





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