世界銀行と国会議員について

1. 世界銀行と国会議員との対話

世界銀行は、近年、その活動・政策に関して、さまざまな人々との対話に力を入れておりますが、そうした対象のグループの一つに各国の国会議員があります。

各国の国会議員は、それぞれの選挙民によって選ばれた代表であることを考えれば、市民社会の声を代弁する立場にあり、その存在は重要であります。世界銀行の取り組む発展途上国の開発問題も、貧困削減、環境、社会開発、保健衛生など多岐にわたりますが、そうした開発の諸問題及びそれに対する世界銀行の取るべき政策について、国会議員に理解を深めていただくことは大変有益です。

これまで、世界銀行との対話の場へは、テーマに応じて開発問題に取り組む国会議員が多数参加しています。 

また、国会議員からの照会への対応、海外出張・フィールドビジットなどの際の資料提供、現地事務所スタッフの紹介等様々な活動を行っています。


Pnowb2. 世界銀行国会議員ネットワーク
    Parliamentarians Network on the World Bank; PNoWB

世界銀行国会議員ネットワーク(Parliamentarians Network on the World Bank; PNoWB)」は、各国の国会議員による開発への関与と世界銀行との関係強化を目指すため、開発問題に関心のある欧州の議員が中心になり自発的に設立したネットワーク組織(2000年設立)です。

各議員は個人の資格でメンバーとなっており、政治的にはあくまで中立となっております。現在、全世界110カ国に約800名のメンバーを擁しております。

また、域展開も積極的に進めており、日本をはじめ、インド、東アフリカ、西アフリカ、中東・北アフリカ・バルカン地域に各支部が既に設立されています。今後、ラテンアメリカ・カリブ諸国、南部アフリカ、東南アジア支部の設立が予定されています。

リンク

PNoWBについて  (英語)


3. 世界銀行国会議員連盟 (PNoWB日本支部)

日本においても、2004年5月31日、超党派の議員で構成される「世界銀行国会議員連盟」が立ち上げられました。高村正彦会長をはじめ、超党派の国会議員61名を擁する本議員連盟は、上記の世界銀行国会議員ネットワーク(PNoWB)の日本支部という位置付けにあります。定期的に開催される世界銀行との懇談会を通じて、世界銀行の活動や途上国の開発問題に理解を深め、貧困削減やミレニアム開発目標達成に向けた国際社会の取組みおよび日本の開発援助政策について、幅広く意見交換を行っています。また、PNoWBの年次総会への参加を通じ、気候変動など地球規模の課題について、世界各国の国会議員と意見交換を行うなど、グローバルな活動にも精力的に取り組んでいます。

世界銀行東京事務所は、国会議員との対話について積極的に取り組むべく、同議連の活動を側面的に支援しています。

リンク

PNoWBの年次総会 
これまでの活動

関連リンク

blue arrow世界銀行総裁ページ


 4.日本での最近の動き

世界銀行は、2010年10月に名古屋で開催されたCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)や同年11月に横浜で開催されたAPEC首脳会議にゼーリック総裁が参加するなど、開発と生物多様性の両立、弱者や環境などに配慮した持続的成長戦略といった新しいグローバルな課題に積極的に取り組んでいます。
また、IDA(国際開発協会)の第16次増資を踏まえ、MDGs目標までの最後のIDAの期待される役割やこれまでの実績について、広くお知らせしてきました。

こうした課題についてこれまで幹部職員が来日する機会を利用して、日本の国会議員の皆様と意見交換をさせていただき、貴重なご助言をいただきました。特に2010年秋には、オコンジョ‐イウェアラ(9月)、インドラワティ(11月)両専務理事がそれぞれ来日した際、PNoWB Japan やGLOBE JapanOuter linkに所属する国会議員の皆様との意見交換の機会をいただき、上記の課題について世界銀行の活動状況を御説明いたしました。




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