2007年度世界銀行グループは成長と貧困削減に向けて343億ドルを投入

Series #:2008/054/EXC

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ワシントン、2007 年9月4日—6月30日に終了した2007年度中、世界銀行グループは加盟国と加盟国の民間企業に対し、貸付、贈与、出資、保証の形で343億ドルを提供した。これは、2006年度に比べ、27億ドル(7.8%)の増加であった。受益者はこうした資金を、貧困削減と成長促進を目的とする620件以上のプロジェクトに活用している。これには、教育・保健サービス増進、民間セクター開発、インフラ整備、ガバナンスと制度強化などが含まれる。

世界銀行グループのロバート・B・ゼーリック総裁は次のように述べた。「2007年度、世界銀行グループは開発途上国が貧困から繁栄への発展に向けて実際的な計画に投資できるよう、340億ドル以上の財政支援を行いました。しかし我々はさらに支援を提供することができますし、また、そうしなければなりません。世界銀行は様々な開発途上国の高いニーズを考慮し、すべての人々のための開発の解決策を創出することによって、人々のために資本を活用することができます。それによって、包含的かつ持続的なグローバル化の進展に寄与することができるでしょう」

こうした財政結果に寄与する世界銀行グループ機関は、貸付、危機管理商品、その他の金融サービスを提供する国際復興開発銀行(IBRD)、 最貧国に無利子融資、贈与を提供する国際開発協会(IDA)、開発途上国の民間企業に対し出資、融資、保証、アドバイザリー・サービスを提供する国際金融公社(IFC)、さらにポリティカル・リスクに対する保証機関である多数国間投資保証機関(MIGA)である。

世界銀行グループのコミットメント

2006年度および2007年度

世界銀行グループ

07年度*

06年度*

IBRD

12.8

14.1

IDA

11.9

9.5

IFC

8.2

6.7

MIGA

1.4

1.3

合計

34.3

31.6

*10億ドル

07年度、IDAは前年比25%増、IDA史上最高の119億ドルを承認した。IBRDは128億を承認し、IFCは開発途上国の民間セクター開発に前年比15億ドル増と過去最高最高の82億ドル(うち30億ドルはIDA国へ)を承認した。MIGAが承認した保証契約14億ドルのうち3億8700万ドルがIDA適格国のプロジェクトであり、IDA適格国向けのMIGA保証残高は、現在MIGA全体のポートフォリオの41%を占めている。

これに加え、IBRDは一部加盟国の金利リスクと通貨リスクを管理するための金融取引54億ドル相当を代理実行した。これは過去数年間の実行総額を3倍上回る金額であり、IBRDの途上国支援業務における金融サービス分野の拡大傾向を象徴するものである。

07年度、世界銀行グループはサブサハラ・アフリカに対して75億ドル(前年比18億ドル増)の財政支援を行ったが、その内訳は、サブサハラ・アフリカに対するIDA史上最高の58億ドル(前年比10億ドル増)にのぼる融資、贈与、保証、IFCの民間セクター開発プロジェクトに対する14億ドル(前年の2倍)、同地域のプロジェクトに対するMIGAの保証3億1100万ドル(2006年度比1億3100万ドル増)であった。

アフリカで多くの課題が残る一方、アフリカ地域担当副総裁オビアゲリ・エゼクウェシリは明らかな進展の兆しが見られると言った。「近年、多くのアフリカ各国で、他の開発途上国と同様に一人当たりの国民所得が上昇しています。また、教育と保健へのアクセスも大幅に増大してきています。アフリカの指導者たちはIDAによる支援を十分理解しています。そのため、彼らは今年行われているIDA増資を強力に支持しているのです」

IFCのプロジェクト関与は、しばしばセクターやプロジェクトの信用を高め、民間企業の追加投資を生み出す。07年度、IFCは協調融資、ストラクチャード・ファイナンス、並行融資によって39億ドルの追加投資を導いた。例えば、IFCは通信インフラを再建するために、国際的商業銀行からの融資を呼び込み、将来の成長基盤を提供することによって、コンゴ民主共和国(DRC)、マダガスカル、マラウイ、シエラレオネ、ウガンダの携帯電話アクセス増強を支援してきた。またその一方で、同地域の他セクターに対する投資家の信用醸成にも寄与してきた。

IFCのアフリカにおける活動について、ラース・テュネル長官は次のように述べた。「昨年度、われわれはサブサハラ・アフリカの民間企業に対する金融支援を2倍に増やし、16万6000にのぼるアフリカの零細企業が融資を受けられるようにしました。なお、IFCは今後もこの地域をプライオリティを置く開拓地域と見なしていく予定です。われわれのプロジェクトによって、地域内の600万の顧客が新たに電力にアクセスできるようになり、1100万の電話回線も開通しました。また、同地域におけるアドバイザリー・サービスと現地通貨建ての融資能力も、大幅に増強しました」

MIGAの大村由紀子長官は次のように述べた。「MIGAは今後もサブサハラ・アフリカへの投資支援を優先的に行っていきます。1988年の発足以来、MIGAはサブサハラ・アフリカ27カ国におけるプロジェクトを支援し、23億ドルの保証契約を提供してきました。2007年度は、カメルーンのマイクロ・クレジット機関からギニアの大規模通信プロジェクトに対する支援まで、様々な保証契約を提供しました」


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