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2007年9月11日 - アフリカの人々から見た場合、今、何が望まれているのでしょうか。「それは、本当の意味でのパートナーシップ精神の下でパートナーと協力することにより、アフリカが自らを大きな可能性の中心にしっかりと位置づけて行くことです」。新しく着任したアフリカ地域担当副総裁オビアゲリ・カトリン・エゼクウェシリは、世銀内部広報責任者スミア・ラルとのビデオ・インタビューでこう述べました。 同副総裁が「開発の最後のフロンティア」と呼ぶアフリカ大陸は、天然資源、地理的優位性、高学歴の人材などの可能性を秘めています。「パートナーはアフリカの人々と共にこれらを活用することにより、アフリカの抱える問題にアフリカならではの形で取り組むための解決策を導き出すことができます。アフリカの人々が主導権を握る傾向が明らかに高まっており、人間の尊厳を損ねないような生活水準で暮らせるようになるために何が必要かを人々が自ら判断するようになっているのです」 世銀の役割 そうした取り組みを進めるアフリカから見て世銀は「政治も党派も越えた客観的な立場から貧困の問題に真剣に取り組む組織です」と同副総裁は述べました。 IDA第15次増資交渉ではアフリカ各国の指導者自らが支援拡大に動いています。IDAの支援により、知識と資金の両方を提供する商品へのアクセスが可能になる、つまりは世界のベストプラクティスを低単価で提供してくれると同副総裁は述べました。 「知識と政治的選択肢を伴う資金の流れが必要です」。たとえば、アフリカ諸国では、「政府が経済を牛耳ることは少なくなっている」一方で、政府は規制の整備や基本的な社会サービスの提供に専念するようになっています。「アフリカ諸国は、ほかの地域での失敗から学んでいるのです」 エゼクウェシリ副総裁は、「最もすばらしいのは、80年代と90年代の世銀の対アフリカ支援が必ずしもうまくいっていなかったことを世銀自身が認めたことです」。その結果、世銀はある意味で目立たない立場を選ぶようになりました。つまり、「被支援国が自ら選択した優先課題について、また彼らが自らにとって重要であると戦略的な意味合いを持って提示したものについて支援して行く」という姿勢をとるようになったのです。 このアプローチが有効かどうかはいつわかるのでしょうか。「世銀が正しかったかどうかは市民の判断を仰ぐ必要があります」と同副総裁は述べました。「組織としての世銀の活動に市民が関与することはきわめて重要です。関与していれば、彼らには世銀が各国政府と協力して活動していることがわかり、世銀と政府に説明責任を求めることができるからです」 |