日本経団連自然保護協議会/世界銀行情報センター(PIC東京)共催シリーズ 第16回 ICA文化事業協会理事長の佐藤静代さん
2008年2月8日、東京 - 日本経団連自然保護協議会(KNCF)と世界銀行情報センター(PIC東京)は本日、コーヒーアワー「ベトナム北部山岳少数民族との環境事業報告」を、ICA文化事業協会と共同で開催しました。KNCFが支援する国内外の自然保護団体の活動を毎月1団体ずつとりあげるシリーズの第16回で、パネル展「世界におけるICAの環境事業」(1月28日~2月8日) もあわせて開催しました。
ICA文化事業協会(The Institute of Cultural Affairs: Japan)は、世界各国で人材開発を基本として活動している国際NGO です。住民自身が地域の専門家であるという理念のもと、ToP (Technology of Participation)という参加を促すファシリテーション手法を使用し、各国の現地スタッフとともに、社会環境/自然環境の保全や、基本的生活要求(BHN)の充足に重点を置いた活動を実施しています。
ICA文化事業協会ベトナム担当の 田中真美子さん
冒頭、佐藤静代ICA文化事業協会理事長が挨拶し、ベトナム北部山岳少数民族との環境事業は、世界銀行の日本社会開発基金(JSDF)のベトナム北部山岳部貧困削減プロジェクトを実施した経験とネットワークを活用し、KNCFの支援を得て実施していると述べました。続いて、ICA文化事業協会の田中真美子さんが、ケニア、ペルー、フィリピンでの環境事業を紹介した後、ベトナムのソンラ省モクチャウ郡ドゥンサン地区での環境事業の概要を説明しました。田中さんは、1年目にはワークショップ開催を通じて問題点の把握、住民のビジョン設定、相互理解を進め、2年目にはリーダーシップ研修、3年目には環境汚染、持続可能な農業、環境保全への意識などを高める環境教育を実施し、ワークショップで話し合ったビジョンが実施されつつあると述べました。
最後に佐藤理事長が、今年11月11日(火)から15日(土)まで熱海で実施予定の第7回人間開発グローバル会議の概要を紹介し、参加を呼びかけました。
プログラム・配布資料 挨拶 佐藤静代ICA文化事業協会理事長お話 田中真美子ICA文化事業協会ベトナム担当 配布資料 1 ・2 司会 大森功一・世界銀行東京事務所広報担当官
日本経団連は1992年に日本経団連自然保護基金運営協議会を設立しました。以来、企業の自然保護活動の普及・促進や企業とNGOの交流の場つくりに力を注いでいます。協議会では毎年、企業から寄付を募り、アジア・太平洋地域及び国内を主に延べ735のプロジェクトに総額21億8千万円の支援を行っています。
東京・内幸町の富国生命ビル1階(ロビー)にある世界銀行の情報発信拠点。世界銀行の報告書・資料の閲覧・貸出、世界銀行に関するお問合せ対応、途上国や開発課題について学べるイベントやパネル展の開催、世界銀行へのグループ訪問の受け入れなどを行っています。通常開館は月曜~金曜日午前10時から6時までです。
これまで紹介してきた自然保護団体 第1回 北の海の動物センター 第2回 緑の地球ネットワーク 第3回 ニホンヤマネ保護研究グループ 第4回 日本ガラパゴスの会 第5回 メダカのがっこう 第6回 ラムサール・センター 第7回 バードライフ・アジア 第8回 日本インドネシアオランウータン保護調査委員会 第9回 日本国際ボランティアセンター 第10回 どうぶつたちの病院 第11回 Mlup Baiton(カンボジア) 第12回 オイスカ 第13回 マングローブ植林大作戦連絡協議会 第14回 富士山クラブ 第15回 日本マレーシア協会 第16回 ICA文化事業協会 第17回 アサザ基金