環境教育のネットワーク展開で、縦割りの壁を溶かす

アサザ基金、日本経団連自然保護協議会とコーヒーアワー共催

飯島博アサザ基金代表理事

飯島博アサザ基金代表理事

2008年2月22日、東京 - 日本経団連自然保護協議会(KNCF)、アサザ基金 、世界銀行情報センター(PIC東京)は本日、コーヒーアワー「環境教育のネットワーク展開で、縦割りの壁を溶かす」を共同で開催しました。

アサザプロジェクトは、市民団体、農林水産業、企業、行政、学校等多様な主体が参加する市民主導型の協働プロジェクトであり、参加者は延べ14万人を超えています。

今回のコーヒーアワーでは、飯島博・アサザ基金代表理事が、霞ヶ浦で「市民型公共事業」と位置づけてはじめた、アサザを植えつけることで湖の環境改善をはかるアサザ・プロジェクトの背景や現況と、同プロジェクトの拡大プロセスを経て見えてきた「場」の提供の大切さ、総合化できない社会の限界、中心に組織のないネットワークづくりの大切さなどのネットワーク構築・組織論を紹介しました。

野菜や地酒の試食・試飲も行われた

野菜や地酒の試食・試飲も行われた

総合学習を活用した小学校での環境教育から、地域の見直しが始まっています。牛久市、鹿嶋市、潮来市に続き、隅田区、秋田県でも「子どもと大人の協働による自然と共存するまちづくり事業」が進行しています。アサザ基金では、これまで行政や企業との協働による「湖の自然再生事業」や「水源地保全のための復田と地酒作り」、「農業・漁業・流通業との連携による外来魚駆除事業」等を展開してきました。新しい社会システムの構築を通して、環境保全を実現していくアサザプロジェクトの新しい担い手は、次世代の子供達です。

今回はまた、アサザ・プロジェクトの取り組みのひとつである、霞ヶ浦の外来魚を粉末化して肥料に加工し、それを使って無農薬栽培で育成し、地元で販売している野菜ブランド「湖がよろこぶ野菜」のキュウリ、手作り味噌、NEC田んぼ作りプロジェクトで収穫した米でつくった地酒「愛酊で笑呼」の試食・試飲も行いました。

日本経団連自然保護協議会(KNCF)と世界銀行情報センター(PIC東京)は、KNCFが支援する日本内外の自然保護団体を通じて地球環境問題の様々な側面を学ぶシリーズを毎月1回、共同で開催しています。今回のコーヒーアワーは本シリーズの第17回で、アサザ基金による写真パネル展「市民型公共事業~アサザ・プロジェクト」を2月18日から29日まで、世界銀行情報センタ-(PIC東京)にて同時開催しました。

報告に聴き入る参加者

報告に聴き入る参加者

日本経団連自然保護協議会 

日本経団連は1992年に日本経団連自然保護基金運営協議会を設立しました。以来、企業の自然保護活動の普及・促進や企業とNGOの交流の場つくりに力を注いでいます。協議会では毎年、企業から寄付を募り、アジア・太平洋地域及び国内を主に延べ735のプロジェクトに総額21億8千万円の支援を行っています。

世界銀行情報センター(PIC東京) 

東京・内幸町の富国生命ビル1階(ロビー)にある世界銀行の情報発信拠点。世界銀行の報告書・資料の閲覧・貸出、世界銀行に関するお問合せ対応、途上国や開発課題について学べるイベントやパネル展の開催、世界銀行へのグループ訪問の受け入れなどを行っています。通常開館は月曜~金曜日午前10時から6時までです。

これまで紹介してきた自然保護団体

第1回 北の海の動物センター 
第2回 緑の地球ネットワーク 
第3回 ニホンヤマネ保護研究グループ 
第4回 日本ガラパゴスの会 
第5回 メダカのがっこう 
第6回 ラムサール・センター 
第7回 バードライフ・アジア 
第8回 日本インドネシアオランウータン保護調査委員会 
第9回 日本国際ボランティアセンター 
第10回 どうぶつたちの病院 
第11回 Mlup Baiton(カンボジア)

第12回 オイスカ 
第13回 マングローブ植林大作戦連絡協議会 
第14回 富士山クラブ 
第15回 日本マレーシア協会 
第16回 ICA文化事業協会 




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