気候変動:ブラジルで大規模国際フォーラム

ルーラ・ブラジル大統領を招いて
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G8各国と新興経済国の議員が
「ポスト2012気候変動枠組」の政治的公正性を検証
バイオ燃料および森林問題に関する提案‐G8サミット前の合意を目指して

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Sergio Jellinek

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Terry Townshend
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2008年2月20日-21日G8各国と新興経済国の議員が「ポスト2012気候変動枠組」の政治的公正性を検証バイオ燃料および森林問題に関する提案‐G8サミット前の合意を目指して2008年1月31日、ブラジリア、ロンドン、ワシントンDC「G8+5」(主要先進国8カ国にブラジル、中国、インド、メキシコ、南アフリカの5つの主要途上国を加えた国々)の国会議員代表が2月20日と21日にブラジルで開かれるフォーラムにおいて、地球環境国際議員連盟(GLOBE)の作成した「ポスト2012気候変動枠組」草案の政治的公正性を検証する。合意に至った場合、同枠組は、今年7月7‐9日に北海道で開催される北海道洞爺湖サミットを前にG8各国の指導者に正式に提出されることになる。

同フォーラムの開会式では、ブラジルのルイース・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領が基調演説を行う予定である。また、世界銀行ラテンアメリカ・カリブ海地域担当副総裁パメラ・コックス、ペトロブラス社, バレ社, ホルシム社といった企業からビジネス界首脳、国際機関幹部、G8諸国および新興経済国から80人以上の国会議員など、ハイレベルの参加者が予定されている。

同フォーラムはブラジルでそれぞれ別の選挙区選出で政党も異なる国会議員(アントニオ・パロッチ・フィリオ下院議員、セリーシ・シェサレンコ上院議員、シセロ・ルセナ上院議員、アグスト・カルバイヨ下院議員, そしてジョゼ・ヘナート・カサグランジェ上院議員)が正式に主催する。

「参加する100人の中核議員には、ブラジルにとって深刻な問題である気候変動をブラジル国内で検討するよい機会となります」とブラジル上院環境委員会の委員長を務めるセリーシ・シェサレンコ上院議員上院議員は述べた。「われわれ議員は2年間にわたりこの対話を続けてきました。この問題への理解、そして気候変動に政治面から取り組んでいこうという意欲は今までにも増して強くなってきており、それは今回、合意を目指している確固たる総合的政策に表されているとおりです」

GLOBEインターナショナルが開催する今回のフォーラムは、気候変動をテーマとする、G8のプロセスに直接繋がる一連の国際フォーラムとしては最新のものであり、2日間にわたり行われる。今回のフォーラムは、GLOBE インターナショナル(www.globeinternational.org) との協力によりブラジル国会およびCOM+ (theAlliance of Communicators for Sustainable evelopment:www.complusalliance.org)が共催する。

GLOBEによると、フォーラムの参加者は代表各国の政府および野党のリーダーと近い関係にあり、同フォーラムで得られたすべてのコンセンサスがそれぞれの国の政党首脳に直接伝わることを念頭に選出された。

GLOBEインターナショナル会長で英国政府グレンイーグルス対話特別代表を務めるエリオット・モーレー卿は、「2007年2月に米国上院議会で開かれたGLOBEワシントン議員フォーラムおよび6月のGLOBEベルリン議員フォーラムでは気候変動に関する議論を大きく進展させ、どこで政治的合意に達することができるのかを各国首脳に示しました。今回ブラジリアのフォーラムでは、気候変動の政治的枠組みと共に、バイオ燃料と市場メカニズムなど裏づけとなる政策案を検証し、「G8+5」諸国の首脳に提議できるよう採択を目指す予定です」と述べた。

技術移転に関する特別セッションには、ブラジルのセルジオ・レゼンデ科学技術大臣、スウェーデンの首相府適応委員会の委員長をつとめるアンデルス・ウィクマン欧州議会議員,ならびに元英国貿易産業相のステファン・バイアーズ議員が参加する予定である。

森林問題のセッションでは、ブラジルのマリナ・シルバ環境相をはじめ広大な森林面積を擁するアフリカ諸国の議員が、森林破壊をくい止める具体的な対策について合意を目指す。

「エネルギー消費量の多い国の議員が集まって、2012年以降の気候変動協定の概要について信頼関係を築くことがきわめて重要です。彼らなら立法者の立場から、交渉に影響を及ぼし、世界レベルで、また自国において前向きな気運を醸成していくことができるからです。議員たちは、民間部門と協力して、どんな解決法が現実的かつ政治的に実行可能なのかを知ることのできる特別な立場にあります」と世界銀行のラテンアメリカ・カリブ海地域担当副総裁パメラ・コックスは述べた。

「ポスト2012気候変動枠組」は、元英国G8首相代表で2005年のグレンイーグルスG8サミット合意交渉を担当したマイケル・ジェイ卿の執筆によるものである。ジェイ卿は「G8+5」諸国の議員たちとの緊密な協議をもとに同枠組を準備してきており、フォーラムの初日に提言内容を発表する予定である。

GLOBEジャパンの会長を務める自民党幹部の谷津義男議員は「気候変動に関する将来の合意に向けての政治的枠組みの見きわめに着手する上で、GLOBEフォーラムは重要な足場となります。ブラジリアに続き、同じ顔ぶれの国会議員代表を招いてG8サミットの直前に東京でも会合を開き、G8サミットの前に日本の総理大臣に結論を提出する予定です」と述べた。

今回のフォーラムでは、バイオ燃料に関する政治声明、ならびに「G8+5」諸国の国会議員が作成した政策案についても合意を目指す。政策案は、ビジネス界首脳や、適応、市場メカニズム、技術移転、エネルギー効率の各分野における各国の専門家との協議に基づき作成されたものである。

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GLOBE:

地球環境国際議員連盟(GLOBE:Global Legislators Organization for a Balanced Environment ‒ www.globeinternational.org) は、世界の国会議員で作る超党派ネットワークで、政治的可能性の限界を拡大するためのハイレベルでの国際対話を実現することを使命とし、メンバー議員により運営されている。

COM+(コムプラス):

COM+アライアンス(www.complusalliance.org)は、国際機関およびさまざまなセクターのコミュニケーション専門家から成るパートナーシップで、コミュニケーションを利用して、自ら掲げる経済、社会、環境の3つの分野をひとつにまとめる持続可能な開発のビジョンを推進しようとしている。COM+は、専門知識の共有、ベストプラクティスの開発、相乗効果の創出を可能にするプラットフォームを提供することで、創造性に富み訴求力のあるコミュニケーションを世界に発信することを積極的に支援し、持続可能な開発を人々のもとへとより近づけることを目指している。COM+には、国際自然保護連合、国連環境計画(UNEP)、世銀、国際農業研究協議グループ(C GIAR)、地球環境ファシリティー(GEF), インター・プレス・サービス、BBCワールド・サービス・トラスト、ロイターズ・ファンデーション、D EV TV、国際環境ジャーナリスト連盟(IFEJ),持続可能な開発のための世界経済人会議 (WBCSD)、環境テレビトラスト(TVE)、サザン・コーカス・オブ・NOGs 、グリーン・ファクツ、トムソン財団、 環境テレビトラスト・アジア・パシフィック などが加盟している。




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