芸術ができること ~孤児とアーティストの出会い

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世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)、世界銀行情報センター(PIC東京) 共催

2008年6月25日、東京 – 世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)世界銀行情報センター(PIC東京)MUKWANO?は現在、ウガンダのエイズ孤児と日本のアーティストがテレビ会議システムを活用して交流し、お互いに刺激しあいながら一緒に芸術作品を作り上げていく新プログラム Orphan meets Artist/Artist meets Orphansの立ち上げの準備を進めています。その準備をかねた予告編として本日、テレビ会議セッション「芸術ができること~孤児とアーティストの出会い」を東京、山形、ウガンダ・カンパラを同時中継して実施しました。世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)の石田俊輔スタジオテクニシャンが本プログラムの立ち上げと企画運営を担当しています。

冒頭、大森功一・世界銀行東京事務所広報担当官が本プログラムの趣旨と今後の予定を紹介した後ワッスワ・ビリッグワ 駐日ウガンダ共和国特命全権大使がウガンダの概要とくにHIVエイズ分野の取り組み状況や、ウガンダのミュージシャンなどアーティストによる啓蒙活動などについて話しました。またスティーブン・シャリタ世界銀行ウガンダ・カンパラ事務所広報担当官が、ウガンダにおける世界銀行の融資・支援プログラムを説明しました。

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ビリッグワ駐日ウガンダ大使

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東京会場の様子

後半は、同プログラムに日本側から参加する現代芸術家の宮島達男さんととも、グローバルな開発課題や途上国の貧困問題の解決のために芸術がどのような役割を果たしうるかについて話し合いました。宮島さんは、アートは他者の苦しみを想像できる imagine の想像力と、既成概念にとらわれない creative の想像力の両方を育むことができと指摘し、ウガンダの未来そのものである子供たちをアートで励ましたいと語りました。

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シャリタ世銀ウガンダ事務所広報担当官

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現代芸術家・宮島達男さん

参加者からは、こうしたプロセスの効果はどのように予測・測定できるのか、アートが育む創造性をアートに関心のない人達に広げていくにはどうしたらいいか、私たちひとりひとりには何ができるのかなどの質問が出されました。

夏以降に正式に開始予定の本プログラムは、ウガンダの子供たちと宮島さんをテレビ会議で結ぶセッションを実施し、ウガンダの子供たちがボディペインティングのワークショップに参加する予定です。また終了後には、その模様や作品を世界銀行情報センター(PIC東京)などで展示することも計画しています。

世界銀行情報センター(PIC東京)では、「芸術の力~エイズアウェアネスということ」シリーズのコンサートやライブ演奏、アフリカの様々な側面を紹介する写真家の作品を展示する写真展の取り組みなど、芸術を通じてグローバルな開発や途上国が直面する課題への関心を高める活動を進めています。

 

宮島達男 プロフィール  ホームページ 

東京芸大在学中より作家活動を開始、1988年ヴェネツィア・ビエンナーレに、アペルト部門で招待され、デジタル数字の作品で国際的に注目を集める。以来、国内外で数多くの展覧会を開催している。また1996年より、長崎で被爆した柿の木の種から育てた苗木を世界各国で現地の子供達とともに植樹していく「時の蘇生」柿の木プロジェクトも推進している。1990年 ACCの招きでニューヨーク滞在。1990~1991年 DAADの召喚でベルリンに滞在。1993年 カルティエ現代美術財団の招きでパリ滞在。1993年ジュネーブ大学コンペティション優勝(スイス)。1998年 第5回日本現代芸術振興賞受賞。1998年 ロンドン・インステイテユ―ト名誉博士。2006年から京都造形芸術大学客員教授、東北芸術工科大学、副学長、デザイン工学部部長。サンフランシスコ現代美術館、スッツッツガルト市立美術館など世界各地で個展開催。東京都現代美術館、テート美術館、カナダ国立美術館などに作品収蔵。




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