月風かおり 風書展~アフリカの風&トークセッション

 
開始::   Nov 26, 2008 18:30
終了::   Nov 26, 2008 20:00

月風かおりさん

2008年11月26日、東京 - 途上国をはじめ世界各地を旅し、そこに住む人々や大自然との出会いを墨で表現する風書家・月風かおりさんが、アフリカ・サハラ砂漠をバイクで横断した旅をテーマとして書き上げた『風書』作品を紹介する「風書展~アフリカの風」(11月4日~28日)にあたり、月風さんご本人がアフリカでの経験談や作品をめぐるエピソードを話すトークセッションを本日、世界銀行情報センター(PIC東京)で開催しました。

西アフリカをバイクで縦断したツアーで出会ったアフリカの人々、生活の様子や大自然の風景、バイクでのツアーならではの車両トラブルなど、展示された『風書』作品が生まれる背景での様々なお話やアフリカで感じたことなどを、ご本人が撮影した写真を見せながらわかりやすくお話しいただきました。

会場の様子

また同日午後、世界銀行東京開発ラーニングセンター、JICAのウズベキスタン・ジャパンセンター、キルギス・ジャパンセンターをテレビ会議で接続して、各地での参加者が同時に風書ワークショップに参加する「月風かおり『風書』テレビ会議プロジェクト」を開催しました。

5月28日から30日まで横浜でアフリカ各国の首脳が一堂に会する第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)、7月にはG8サミットが北海道・洞爺湖で開催されました。世界銀行情報センター(PIC東京)では、アフリカの様々な側面をご紹介する取り組みとして、アフリカの人々の生活や自然をそれぞれの方法で伝えるアーティストの作品展を連続しています。

作家からのメッセージ

"That Man" MALI

私は2004年12月から2005年2月まで3ヶ月をかけて、サハラ砂漠を貫く2本のルートをバイクで縦走しました。絶漠のサハラと混沌とした西アフリカ13カ国を毎日400キロから500キロ移動した陸路の旅は、砂と汗と数々のトラブルに見舞われながらも驚異と感動の連続でした。そこには大自然の驚異と共に過酷な自然と向き合いながら、アバウトでムチャクチャな価値観をもつ底抜けに明るい人々との出逢いがありました。また地球環境では砂に埋もれた街、過去大河ニジェール川以北がサハラ砂漠であったのに、完全に大河を越えて河以南に進行している砂漠化、オアシスが涸れて生活が出来なくなってしまった砂漠の民‘トゥワレグ族‘など確実に変化している地球の姿を見ました。旅先には常に墨と筆と紙を持ち込み、現場の「氣」取り込みながら創作してきた「風書」。墨の独特な表現でアフリカの風を感じていただければ幸いです。    ~月風かおり

月風かおり  プロフィール

歳より書の世界へ。京都光華女子短期大学卒業。20年以上にわたり芸術書、実用書の両分野を駆使し、毛筆演出の仕事に携わる。一方、芸術書の独自の世界を探すため2002年より感動創作に出発。地球規模で墨の世界を探求自らの足で辺境を旅し、そこで体感する空気や万物を墨だけで表現する『風書』のスタイルを確立、日本初の「風書家」として活動を開始。2002年北米大陸横断(5500キロ)、2003年アラスカ半島縦断(3000キロ)、2004年~2005年アフリカ・サハラ砂漠往復縦断(18000キロ)、2006年英国ストーンヘンジ、2007年ネパールヒマラヤ探訪。風をとらえる手段としてハレーダビットソンからオフロードバイクまでを操り、バイクの立入りが許されないエリアには、マウンテンバイク、徒歩またはロバ、駱駝を駆って旅を行う。形や意味をも超越したその場所の‘空気’が臨場感をもって写されている『風書』は新しい墨の世界をつくり、冒険書家として、多くのファンをもつ。今後世界7大陸での感動創作を目指して活動を続けている。目黒美術館、世田谷美術館、イギリス、ベルギーなどでも個展開催。




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