月風かおり『風書』テレビ会議プロジェクト~地球へのプレゼント

 
場所:   世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)
開始::   Nov 26, 2008 13:30
終了::   Nov 26, 2008 15:30

『風書』に取り組む参加者

2008年11月26日、東京 - 風書家の月風かおりさんが本日、世界銀行と国際協力機構(JICA)それぞれのテレビ会議システムを世界各地の参加者に同時に『風書』を体験してもらおうという「月風かおり『風書』テレビ会議プロジェクト~地球へのプレゼント」を、ウズベキスタンとキルギスのジャパン・センターと東京をテレビ会議で接続して開催しました。

冒頭、月風さんが「風書~地球へのプレゼント」と書く実演で始まり、司会の大森功一・世界銀行東京事務所広報担当官が開催趣旨や進行を説明した後、月風さんが日本の書道をベースに自由に『風書』を楽しむというコンセプトを紹介し、墨を扱う基本、毛筆の楽しみ方、線の表情の作り方を実際に書きながら説明しました。次に、参加者それぞれが下書き用の新聞紙に自分が思いついた文字や線を自由に書く練習を行いました。続いて休憩時間を兼ねて、月風さんは実際に『風書』作品を書くデモンストレーションが行われました。後半は、今回のワークショップのテーマである「地球へのプレゼント」につながる形を、参加者それぞれが感じたままに自由に書き、自分の名前と「風書」を書き入れて作品を完成させました。最後に、共催者のJICA地球ひろばの加瀬晴子さんが挨拶を述べて終了しました。

今回のワークショップの参加者が書いた『風書』作品は後日、JICA地球ひろば世界銀行情報センター(PIC東京)で今年春ごろを目処に巡回展を開催する予定です。

東京会場の参加者と作品

「Hello」と書いた作品をウズベキスタン側に見せる

今回のワークショップの様子(動画)は、こちらで見ることできます。

11月4日から28日まで、世界銀行情報センター(PIC東京)「月風かおり風書展~アフリカの風」が開催されました。また26日夜には、月風さんご本人がアフリカ西部をバイクで縦断したツアーのエピソードなどを話す「月風かおりトークセッション」が開催されました。

月風さんが参加者にアドバイス

テレビ会議で2会場が参加

国際開発ジャーナル誌の2008年12月号の巻頭に月風かおりさんのインタビュー「国際協力・私の場合~人間の生きる力に圧倒されて」が掲載されています。

作家からのメッセージ

墨のもつ力『風書』で世界をつなぐ
日本の伝統である「書」をベースに自由な感性で
言葉を越えた墨の表現を試みる
今回の作品のテーマ「地球へのプレゼント」
地球環境が深刻な状況にある現在、
それぞれの国の人たちが考えている地球への思いやりを墨で表現しよう  

                                    ~月風かおり~

月風かおり  プロフィール

歳より書の世界へ。京都光華女子短期大学卒業。20年以上にわたり芸術書、実用書の両分野を駆使し、毛筆演出の仕事に携わる。一方、芸術書の独自の世界を探すため2002年より感動創作に出発。地球規模で墨の世界を探求自らの足で辺境を旅し、そこで体感する空気や万物を墨だけで表現する『風書』のスタイルを確立、日本初の「風書家」として活動を開始。2002年北米大陸横断(5500キロ)、2003年アラスカ半島縦断(3000キロ)、2004年~2005年アフリカ・サハラ砂漠往復縦断(18000キロ)、2006年英国ストーンヘンジ、2007年ネパールヒマラヤ探訪。風をとらえる手段としてハレーダビットソンからオフロードバイクまでを操り、バイクの立入りが許されないエリアには、マウンテンバイク、徒歩またはロバ、駱駝を駆って旅を行う。形や意味をも超越したその場所の‘空気’が臨場感をもって写されている『風書』は新しい墨の世界をつくり、冒険書家として、多くのファンをもつ。今後世界7大陸での感動創作を目指して活動を続けている。目黒美術館、世田谷美術館、イギリス、ベルギーなどでも個展開催。




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