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ニアメ、2008年11月19日 - 国際食糧・燃料危機による自国経済への影響を緩和するため、11月7日、ニジェールに国内のコメ増産に向けた4000トンの肥料が到着した。
これは、世界銀行の国際食糧危機対応プログラムで承認された国際開発協会(IDA)からのグラント700万ドル(約30.8億CFAF)の一部だ。
総額12億ドルの国際食糧危機対応プログラム(GFRP)は、世界銀行による食糧危機対応のための緊急イニシアティブで、食糧危機に最も深刻な打撃を受けた国々に対して早急に支援を拠出するために2008年5月に設立された。
肥料は 投機を回避するためコメ組合を通じて販売され、収益はニジェール政府による食糧危機の予防・管理のための制度((Dispositif national de Prévention et de Gestion des crises alimentaires)の下で運用される食糧安全保障基金に充てられる。
マダニM.トール世界銀行ニジェール・コートジボワール・モーリタニア・トーゴ・ベナン担当局長は、2008年11月5日~8日、ニアメで開催された引渡しに立ち会った。ニジェールの農業開発大臣や、ウスマン・ディアガナ世界銀行ニジェール担当マネージャーも同行した。
トール局長は、ママドゥ・タンジャ大統領、セイニ・ウマル首相それぞれとの会談で、食糧危機とニジェールに対するその影響に加え、グッド・ガバナンスに関する課題についても議論した。
同局長はまた、ニジェールでの世銀プロジェクトを担当するプロジェクト・リーダーと面談すると共に、ディアガナと共に、世銀融資によるプロジェクトやプログラムの進捗状況も確認した。
さらにトール局長は、経済関係や農業開発を担当する大臣らや、ニジェール国民議会金融委員会のメンバーらとも会議を重ねた。アリ・ラミネ・ゼイン財務大臣との協議では、現在進行中の改革や、ビジネス環境の改善に特に焦点を当てる予定の次期予算支援オペレーション(DPL3)がとり上げられた。
またニジェール国営電力会社の代表者とも、エネルギー資源へのアクセスと変化する経済情勢を踏まえた同社の将来展望や国内の電力供給について話し合った。
ニジェール滞在の最後にあたり、マダニM.トール局長は、ニジェールにおける世界銀行ポートフォリオの進捗状況について全体として満足できると述べた上で、グッド・ガバナンスや政策管理における透明性確保、汚職撲滅に対する政府の断固たる取り組みを高く評価した。
今年は世界銀行の対ニジェール支援ポートフォリオの拡大・強化のためにいくつもの新規プロジェクトが承認された。これには、第2期コミュニティ行動プログラム、ローカル・インフラストラクチャー開発プロジェクト、交通セクター支援プログラム、緊急食糧危機対応プログラムが含まれている。
これらのプロジェクトは、現在交渉中である農牧製品輸出プログラムとあわせて、世界銀行とニジェール政府の協力が活発に進んでいることを示す大きな効果があると、トール局長は述べた。
関連リンク 食糧危機に対するニジェールの取り組み プレスリリース 緊急食糧安全保障支援プログラム(700万ドル)