地球サミット2012Japan 、世界銀行東京事務所、環境パートナーシップ会議、CEPAジャパン 主催2011年、11月7日、東京-世界銀行東京事務所は、11月7日、地球サミット2012Japan 、環境パートナーシップ会議、CEPAジャパンと共催で、第8回地球サミット連続セミナー・Road to Rio20「グリーンエコノミーの形成における金融機関の役割と責任」を開催しました。 現在、全世界を駆け巡っている「ウォール街を占拠せよ」運動を通じ、すっかり「悪者」扱いされている金融界でありますが、環境問題への取り組みや、そのアプローチの課題が議論されることはあまり多くはありません。本セミナーでは、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)デピュティ・ヘッド・オブ・ユニット(副ユニット長)である安井友紀さんが、「リオ+20」が目指すグリーンエコノミーにおいて金融界がどのような役割と責任を担っているかを説明しました。その後、50名を越える参加者の方々と質疑応答とディスカッションを行いました。 安井さんからは、金融と持続可能な発展に関する説明後、1992年の地球サミットで承認された環境における金融界と国連とのパートナーシップである国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)の活動を振り返っていただきました。これまで20年間、UNEP FIは金融界と共に「持続可能な金融」を推進してきましたが、いまだ経済がグリーン化を優先課題とするには至っていません。その理由としては、金融機関自体の問題だけでなく、各国政府の政策や規制が障害となっているケースもみられます。金融におけるグリーン・エコノミーの成熟には、金融界、各国政府、国連等の超国家機関の相互協力が不可欠です。UNEPFIは、そうした相互協力のためにスタンダード作成、リサーチ、キャパシティ・ビルディング等を実施しています。 参加者からは、これまで主流であった規制や資金提供を中心とする環境・社会政策ではなく、投資家に情報開示や行動変換を促す取り組みをしているUNEPFIと政策当局との連携、顧客のマンデートとUNEPFIの提唱するガイドラインの活用際のチャレンジ、実際にUNPFIに積極的に関わっている企業の詳細について質問がありました。  | 安井友紀さん |
|  | 会場の様子 |
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スピーカー安井友紀さん 国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)デピュティ・ヘッド・オブ・ユニット(副ユニット長) <プロフィール> 1972年生まれ。会計士事務所プライスウォーターハウスクーパース(PwC)のロンドン事務所勤務(1994-1999年)を経て、2002年から外務省JPO派遣制度にてUNEP勤務。派遣期間終了後、正規職員として同部門に残り、現在に至る。英国公認会計士(ACA)。オックスフォード大学大学院修士課程修了(環境マネジメント学)、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス経済学部卒。スイス、ジュネーブ在住。
当日のUstream配信http://www.ustream.tv/recorded/18369883
関連リンク地球サミット2012Japan 2012年、シフトを日本から。 リオ+20に向けて、世界と日本をつなぐプラットフォームを提案・実践する非営利ネットワーク。3.11に始まる未曾有の困難の中から、私たち自らが実現していく未来の姿を描き出し、世界に届ける「Japan VOICES」プロジェクトを展開しています。 環境パートナーシップ会議 地域の環境団体や、政策提言を行う環境NGOを支援し、企業や政府とつなぐこと(パートナーシップ)によって、課題を解決に導く新しい力を生み出すことを目的に活動しています。 国連大学1Fにある地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)の運営をしています。 CEPAジャパン~もっと身近に、生物多様性。~ 生物多様性条約市民ネットワークの普及啓発作業部会、TEEB作業部会、開発作業部会が合同でつくった後継団体。生物多様性を日々の営みの中で身近な存在として呼び戻し、学びと暮らし地域づくりを一緒に変えてゆく試みを進めて参ります。
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