日本での世銀債発行40周年を迎えて

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Series #:2012/205/EXTTK
Seginsai 40years

東京、2011年12月15日 – かつての世界銀行の借入国だった日本が、その後主要な出資国、そして開発パートナーへと発展を遂げたことは誠に喜ばしい。今年は世界銀行が日本の資本市場で債券を発行し始めてから40周年の記念すべき年であり、来年はIMF・世銀年次総会を東京で開催することになっている。

過去40年にわたり日本の企業や個人が購入した世銀債は約1500億ドルに上り、こうして調達された資金は世界中の経済・社会開発に役立てられている。世界銀行は世界最大の開発金融機関であり、加盟国と協力し、開発目標の達成、生活水準の向上、気候変動など地球規模の問題への取り組みを進めている。世銀債により調達された資金は、保健、教育、環境、インフラなど様々な分野のプロジェクトに充てられている。

日本初の世銀債は、1971年6月発行の「サムライ債」110億円であったが、その後 日本は世銀債にとって世界で最も重要な市場のひとつへと発展した。世界銀行は、日本の財務省と市場関係者に対し、過去40年にわたる支援に感謝の意を表する。

「世界銀行の資金調達に対する日本の投資家の皆様からの長年にわたる一貫した多大なご支援に、深く感謝いたします。日本の投資家の皆様は安全性、長期的コミットメントと革新性に大きな価値を見出しておられますが、世界銀行はまさにこうした価値を、この40年間、日本の資本市場にもたらしたものと確信しております」と、世界銀行のマデリン・アントンシック副総裁兼トレジャラーは述べている。

「世銀は、日本の投資家に世銀債を販売して資金を調達しています。また日本は、世銀の開発業務における重要なパートナーでもあります。日本は、世銀の第二の株主であると共に、世銀グループの最貧困層向けの基金である国際開発協会(IDA)や、地球環境ファシリティ(GEF)、世界エイズ・結核・マラリア対策基金など、世銀の管理する数多くの基金にとって最大の支援国のひとつです」と世界銀行の谷口和繁駐日特別代表は述べている。

1971年の日本での初の世銀債発行は、日本と世界銀行との歴史の中の重要な展開であった。日本は1952年に世界銀行に加盟したが、1950年代と1960年代の戦後復興期、日本は世銀から総額8億5000万ドル以上に上る融資を受けた。 この間に提供された融資は31件を数えるが、東海道新幹線建設など日本各地で重要な経済発展プロジェクトに役立てられた。

世銀およびIMFは、世界銀行グループにおいて日本が担う重要な役割に鑑み、両機関への日本の加盟60周年に当たる2012年の年次総会の開催地として東京を選んでいる。

世界銀行について
世界銀行(国際復興開発銀行:IBRD)は、1944年に設立合意された国際機関で、ムーディーズ/S&PからAaa/AAAの格付けを得ている。187か国が共同出資する世界規模の開発機関として、加盟国がそれぞれの国家経済を衡平かつ持続可能な形で拡大し、地域や地球規模の差し迫った経済・環境問題に効果的な解決策を見出せるよう、融資、知的支援、調整を行なう。最重要目標は、世界の生活水準の大幅かつ持続可能な改善の達成にある。活動の資金を調達するため、60年以上にわたり国際資本市場で債券を発行している。投資家向け情報は、世界銀行財務局のウェブサイトで公開中(www.worldbank.org/debtsecurities)。


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