第10回 地球サミット連続セミナー・Road to Rio20「日本からリオ+20への発信」

 
開始::   Feb 15, 2012 18:30
終了::   Feb 15, 2012 20:30

地球サミット2012Japan 、世界銀行東京事務所、環境パートナーシップ会議、CEPAジャパン 主催

会場の様子

2012年2月15日、東京 - 世界銀行情報センター(PIC東京)は、本日、地球サミット2012Japan、環境パートナーシップ会議、CEPAジャパンと共催で、「第10回地球サミット連続セミナー Road to Rio+20 日本からリオ+20への発信」を開催しました。

今年6月にブラジルのリオデジャネイロで開催される、リオ+20(正式名称:国連持続可能な開発会議)に向け、今年1月にリオで「ゼロドラフト第1回ディスカッション」が行われ、本格的な交渉が始まっています。 当日は、NGO、企業、メディア、学生など多様な立場の皆様から50名を超えるお申し込みをいただき、リオ+20に対する市民社会の関心の高まりがうかがえました。 

最初に堂本暁子さん(一般社団法人CEPA JAPAN アドバイザー)が、1992年にブラジル・リオで開催された初めての「地球サミット」の様子と、以後20年間の経緯を紹介しました。20年前の初会合時、「生物多様性条約」「気候変動枠組み条約」「砂漠化防止条約」の3つの条約と、行動計画「アジェンダ21」が採択されたものの、実際には各国とも実効性を持たせるのが難しい現実がありました。しかし堂本さんは、この20年のポジティブな変化として、日本も含め世界中の市民団体、特に女性が国際会議の場での発言力を増していることを挙げ、リオ+20を機に、より公正で持続可能な世界に変えていく活動の意義、とりわけ生物多様性の視点からジェンダー主流化がリオ+20のヴィジョンの中で語られることの必要性を主張しました。

続いて、服部徹さん(地球サミット2012Japan)と今井麻希子さん(UNDB市民ネットワーク)から、1月にニューヨークで行われた第1回の成果文書交渉の様子が報告されました。3日間の会議の中で各国からの参加者の誰もが発言でき、出された意見を元に即座に議論の場が持たれた様子など、現場のスピード感、緊張感が伝わる報告でした。

最後に廣野良吉さん(一般社団法人 環境パートナーシップ会議 代表理事)から、国連を始め多くの国際機関での勤務経験をまじえて、各国政府共同体としての国連の立ち位置とその限界への理解を促す話がありました。国連の限界を認めつつ市民団体の連携で補う活動のひとつとして、People's Summitや、Rio+20 & Biodiversity Japan リオ+20と生物多様性実行委員会 を紹介しました。

road to Rio20

堂本暁子さん(一般社団法人CEPA JAPAN アドバイザー)

road to Rio20

廣野良吉さん(一般社団法人 環境パートナーシップ会議 代表理事)

road to Rio20

服部徹さん(地球サミット2012Japan)

今井麻希子さん(UNDB市民ネットワーク)

■ ファシリテータ

川廷 昌弘さん(CEPAジャパン 代表理事) 

■ ゲスト

廣野 良吉さん(一般社団法人 環境パートナーシップ会議 代表理事、リオ+20と生物多様性実行委員会呼びかけ人、 成蹊大学名誉教授)
国連経済社会理事会開発政策委員会の議長を務めたほか、アジア開発銀行(ADB)、国連開発計画(UNDP)、国連アジア太平洋経済社会委員会等数多くの国際機関に勤務。 

堂本 暁子さん(一般社団法人CEPA JAPAN アドバイザー、リオ+20と生物多様性実行委員会呼びかけ人)
女性の社会的地位向上がライフワークとし、GLOBE第5代世界総裁、千葉県知事などを務めた。また、1997年、UNEP「環境に貢献した25人の女性リーダー」に選ばれ、IUCN副会長を務めたなど、環境保全にも政治家の立場から尽力。

★第1回交渉・NGO参加報告: 今井麻希子 (UNDB市民ネットワーク)、服部 徹(地球サミット2012Japan)

 

関連リンク

地球サミット2012Japan  2012年、シフトを日本から。
リオ+20に向けて、世界と日本をつなぐプラットフォームを提案・実践する非営利ネットワーク。3.11に始まる未曾有の困難の中から、私たち自らが実現していく未来の姿を描き出し、世界に届ける「Japan VOICES」プロジェクトを展開しています。

環境パートナーシップ会議
地域の環境団体や、政策提言を行う環境NGOを支援し、企業や政府とつなぐこと(パートナーシップ)によって、課題を解決に導く新しい力を生み出すことを目的に活動しています。
国連大学1Fにある地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)の運営をしています。

CEPAジャパン~もっと身近に、生物多様性。~
生物多様性条約市民ネットワークの普及啓発作業部会、TEEB作業部会、開発作業部会が合同でつくった後継団体。生物多様性を日々の営みの中で身近な存在として呼び戻し、学びと暮らし地域づくりを一緒に変えてゆく試みを進めて参ります。




Permanent URL for this page: http://go.worldbank.org/8O56NLCSQ0