世界銀行 よくある質問(FAQ)

Q01.世界銀行はなぜ設立されたのですか?
Q02.世界銀行の主な機能は何ですか?
Q03.世界銀行に銀行口座を開設することはできますか?
Q04.世界銀行に加盟できる国はどこですか?
Q05.政治体制と世界銀行加盟の関係はどのようになっていますか?
Q06.加盟国の分担金額と投票権の決定はどのようになっていますか?
Q07.世界銀行の運営と政策決定はどのようになっていますか?
Q08.世界銀行と国連、その他の国連専門機関との関係はどのようになっていますか?
Q09.世界銀行は海外駐在あるいは地域事務所を加盟国においていますか?
Q10.世界銀行の実施プロジェクトはどのようにして策定されるのですか?

Q1. 世界銀行はなぜ設立されたのですか?

A1.

第二次世界大戦初期、連合国の金融専門家は、戦後、世界銀行が通貨及び金融問題に対応していくため、国際的な協力体制が必要となるであろうと予測していました。このことから、19447月、連合国の44カ国が、米国ニューハンプシャー州ブレトン・ウッズにおいて国連通貨金融会議を開催し、国際通貨基金(IMF)と国際復興開発銀行(世界銀行)を設立することとなりました。世界銀行は加盟国の出資金よりなる独自の資本と、他の民間資本の導入によって、戦後復興事業のための融資、またはその保証を行う国際投資期間として設立されました。加盟国の世界銀行資本分担金額は、その国の経済力に比例して決定され、業務上のリスクが生じた場合にも、各国の経済力に比例して分担される仕組みになっています。

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Q2. 世界銀行の主な機能は何ですか?

A2.

世界銀行の主な機能は、加盟途上国への経済成長を目的とした融資業務です。2008年度(2007年7月1日~2008年6月30日)、世銀は加盟国に対し247億ドルの融資とグラントの拠出を誓約しました。世界の貧困国に対するIDAの承認額は、前年度実績を5%下回る112億ドルでした。2008年度のIBRD の承認額は135億ドルと、前年度を5%上回りました。

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Q3. 世界銀行に銀行口座を開設することはできますか?

A3.

Q2の回答のとおり、世界銀行は加盟途上国の政府を対象とした融資を行っております。従いまして、一般の銀行業務は行っておりませんので、個人の方の銀行口座の開設等は出来ません。また、各国通貨への両替業務、為替レートの照会等も行っておりません。

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Q4. 世界銀行に加盟できる国はどこですか?

A4.

世界銀行の総務会は新メンバーの加盟を認め、またその条件を決めることが出来ます。加盟の前提条件としては、IMFの加盟国であることが必要とされており、それは、その国が国際金融上の諸原則に従う旨を誓約したことを意味します。2009年8月1日現在、IBRDの加盟国は186カ国、IDAの加盟国は169カ国です

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Q5. 政治体制と世界銀行加盟の関係はどのようになっていますか?

A5.

その国の政治体制や経済制度は、世界銀行への加盟にとって何ら妨げになるものではありません。いかなる政治、経済体制の国も世界銀行への加盟を申請することが出来ます。

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Q6. 加盟国の分担金額と投票権の決定はどのようになっていますか?

A6.

世界銀行加盟に際して、ある国が分担すべき金額は、世界銀行とその国との協議の結果、世界銀行総務会の承認を経て決定されます。その額は通常その国の経済力を基準として、その国のIMF分担金に見合うように決められます。世界銀行加盟に際し、分担金額の10%の支払いが必要とされ、そのうち1%相当分は金又は米ドルでなければなりません。この分は世界銀行が活動資金として自由に使うことが出来ます。また、他の9%相当分はその国の通貨で支払われ、その使用に際しては、その国の同意が必要となります。残る90%は未払いのまま留めておかれますが、世界銀行がその業務運営上生じる債務返済のため、必要と認める場合にはその支払いを請求することが出来ます。

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Q7. 世界銀行の運営と政策決定はどのようになっていますか?

A7.

世界銀行の全権限は世界銀行総務会に属し、総務会は各加盟国から1人ずつ選ばれた総務によって構成されます。総務会は年に一度開かれます。加盟の承認、純益の分配、資本総額の変更など、世界銀行協定によってその総務会独自の専属的権限と規定されたもの以外は、理事会にその権限が委譲されており、理事が本部(所在地:米ワシントン)に常勤し、その任務を遂行しています。理事会は通常週一回開催され、世界銀行の5大株主から5人の理事が任命され、残りの15人は他の国々によって選ばれます。

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Q8. 世界銀行と国連、その他の国連専門機関との関係はどのようになっていますか?

A8.

世界銀行は国連ときわめて密接な関係を持っています。国連本部には世界銀行の事務所があり、その職員は国連と世界銀行グループ間の常任の連絡官として、世界銀行に関係する問題を扱う全ての国連の会議に出席するか、または世界銀行関係者の出席を調整します。世界銀行総裁は国連の特殊機関や重要なプログラムの事務局長とともに、国連の調整管理委員会のメンバーであり、その委員長は国連事務総長が兼任しています。世界銀行の年次報告書は、国連経済・社会理事会に提出されます。

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Q9. 世界銀行は海外駐在あるいは地域事務所を加盟国においていますか?

A9.

世界銀行は本部をワシントンにおき、IBRDとIDAの業務は、ワシントンと全世界に約120ある現地事務所で働く約8600人の職員によって行われています。現在、世銀の職員の36%が現地事務所に勤務しています

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Q10. 世界銀行の実施プロジェクトはどのようにして策定されるのですか?

A10.

ブロジェクトの策定方法としては、加盟国自身が提案する場合、前のプロジェクトを担当していた世界銀行のタスクチームがそれに必然的につづくものとして、次のプロジェクトを提案する場合、新たなブロジェクトの策定のため世界銀行が特別に使節を差向ける場合、現地駐在職員またはタスクチームがブロジェクトを策定する場合、UNDPFAOUNESCOまたはWHO等、世界銀行以外の国連機関が策定する場合、または世界銀行が前述の機関と正式に提擦しているプログラムに基づいて、これらの機関が策定する場合などがあります。

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