IDAが常に優先してきたのは、現場で成果を上げることです。IDAはミレニアム開発目標(MDGs)の達成に最大限の努力を投じており、「成功をどのように把握するか」という重要な問題に答えるために成果情報を効果的に評価し、監視し、使用することの重要性が一層高まっています。
世銀グループは、世界的なパートナーシップの効果を高め、より一層成果を重視したものとするために、他の開発パートナーと共に開発成果マネジメント(MfDR)イニシアティブを支援しています。MfDRでは、戦略的計画立案、リスク管理、進捗状況の監視、結果評価のための実践的なツールが使用されています。. - www.mfdr.org
改めて成果に重点が置かれるようになったことは、IDAも含めた世銀グループの業務の運び方やその有効性の評価方法に変化が生じていることを示すものです。世銀グループは、融資承認額を集計したり、教育プロジェクトで建設された学校の数を数えたりするだけにとどまらず、その成果の評価も行うようになっています。たとえば、子供たちの学習内容が充実したか、学校を卒業したことで仕事に就きやすくなったか、教育はコミュニティの生活の他の側面にどのような影響をもたらしているかといったことです。すなわち、IDAのいう成果とは人々に生活に実際にもたらされた変化のことなのです。
2段階から成るIDAの成果評価システムにより、IDA活動において開発成果が一層重視されるようになりました。このシステムを使うと、ドナーは、IDAの有効性と同時に、開発全般の効果も評価することができます。IDA借入国の動向を追跡するため、成果評価システムでは、14の指標を(i)成長と貧困削減、(ii)財政管理と投資環境、(iii)人間開発、(iv)インフラという4つの主要分野に分類し、これをモニターしています。www.worldbank.org/rms
IDA資金によるプロジェクトやプログラムが適切に策定され、効果的で、順調に進むよう、IDAは、成果指標を使用して業務の質や進捗状況をその着想や設計の段階から実施や完了に到るまで監視しています。プログラム/プロジェクトが国別開発プログラムと十分に整合性があり、しかるべき成果枠組みが設けられているかどうかを見極めるために、設計段階で評価の準備が行われます。実施段階で、IDAはプロジェクトの成果物や開発成果への貢献度をより正確に把握できるよう、内部計画立案や報告の強化に努めます。プロジェクト完了時には、意図された開発成果が達成できたかを見極め、国別戦略やIDA戦略で設定された目標がどこまで達成されたかを判断するため、評価が行われます。





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