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農村エネルギー・プロジェクト

最終更新:2009年7月
安定した電力供給によりベトナム農村部に変革がもたらされています
リンク:
- IDAとは?
- ベトナムでの世銀の活動

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課題

1990年代後半、エネルギー需要はGDPを30%上回るペースで増大しました。エネルギー供給の拡大が農業や工業の発展にとって不可欠であり、農村部の貧困層に電力を供給することによって、保健・教育の水準が改善されます。また、従来からのエネルギー源に代わる代替エネルギーは環境破壊を抑制します。

アプローチ

IDAの農村エネルギー・プロジェクトは以下の目標を掲げて進められました。
- 配電網を32の省の671の自治体、39万5000世帯に拡大する。
- 政府が長期的に存続可能な電力部門を維持できるようにする。
- 配電網が未整備の地域には代替エネルギーを適用する。

成果

今では、ベトナムで最も貧しい農村部に住む約270万人にも生まれて初めて安定した電力が供給されるなど、予想を上回る成果が上がっています。その結果、所得が増え、健康状態が改善し、教育の質が向上したほか、家事に費やす時間が減り、ビジネス展開の機会が増えました。

特に顕著だった成果:
- 本プロジェクトにより、976の自治体(45%増)、55万5327世帯(40%増)に国の配電網がいきわたりました。
- 最近になって電力を利用できるようになった人のうち、男性の30%以上、女性の29.8%が、所得が向上したと報告しています。
- 新たに電力供給を受けた地域では新しい小規模事業や雇用が大幅に伸び、2006年の影響調査では、17.5%の世帯が自宅を拠点に起業しています。
- 医療施設では、診察・治療状況が改善し、コミュニティの医療についての広報状況が充実したと報告しています。
- 夜間に照明を使えることになったので、子供たちの勉強時間が増えました。
- 政府による農村電化拡大プログラムにより、農村家庭のアクセスが1996年の50.7%から2005年には90.7%に、2008年末には94.5%に拡大しました。

IDAの貢献

- プロジェクト・コスト2億1600万ドルのうち、IDAは2000-2006年に1億5000万ドルを拠出しました。
- IDAはエネルギー・セクターに長期的に関与し、必要な改革について対話を進めています。
- 政府、利用者、ドナー資源をひとつのプログラムに結集する「農村電化のための10年間マスター・プラン」の設計を支援しつつ、プログラムの管理状況を改善しました。
- 政府と共に農村ネットワークのための技術基準を設定しました。

次のステップ

IDAは、サービス基準と、農村電化実現のための制度的枠組みを改善する第2次農村エネルギー・プロジェクト(2億2000万ドル)、特定の小売配電システムに対する中電圧配電サービスの信頼性と品質を改善する農村配電プロジェクト(1億5000万ドル)の資金を拠出しているほか、農村エネルギー・プロジェクトII期にも2億ドルを追加拠出しています。同プロジェクトの後には、辺鄙な場所にある、または孤立した家庭や山岳地帯や島のコミュニティの電化を完了する第3次農村エネルギー・プロジェクト(2011年に着手の予定)が計画されています。

さらに詳しくお知りになりたい場合

第1次農村エネルギー・プロジェクト(2000-2006)
プロジェクト文書


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