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ベトナム:全天候型の道路へのアクセスを改善して開発を軌道に乗せる。

最終更新日:2009年7月
基本的インフラの構築:人々の暮らしに道路を
基本的インフラの構築:人々の暮らしに道路を
リンク:
- IDAとは?
- ベトナムでの世銀の活動

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課題

1993年、全天候型の道路から2キロ以内に住んでいる人は、ベトナム全人口のわずか30%にすぎませんでした。1999年、世界銀行は、ベトナムの農村道路網を十分な水準まで再建するという壮大な取り組みが農村部と国家の発展にとって決定的に重要であると提言しました。

アプローチ

IDAの支援による第2次農村輸送プロジェクト(2000-2006年)は以下の目標を掲げて形成されました:
-プロジェクト対象の40の省において、最低コストで基本的な道路をすべての自治体が利用できるようにすると共に、ほかの地域・自治体道路を修復する。
-省や地域の自治体が長期的に農村道路を維持できるよう計画立案と実施の能力を育成する。
-民間の建築請負業者に研修を行う。
-運輸省が農村輸送政策を立案・実行するのを支援する。

結果

農村部に暮らす約1600万人(うち95万人は貧困層)が全天候型道路を利用しやすくなり、約21万人が貧困を抜け出しました。

特に顕著だった成果:
-全長約7,600キロの道路と26キロの橋が修復された結果、プロジェクト期間中に農村部住民による道路利用が70%拡大し、市場や病院、学校、地区センターへの移動時間が12%短縮されました。
-保健施設の利用や高等教育への進学の増加、現地政府へのアクセス拡大が立証されています。
-誕生間もない民間セクターが、最近まで公共部門が独占していた農村道路建設市場に参入したことにより発展を遂げました。小規模な民間建設請負業者による契約獲得が、2000年は35%だったのが、6年後には100%にまで拡大しました。
-技術協力により、運輸セクターにおける公共支出がより有効に行われるようになり、政府は2006-2010年の次の改善段階において、同セクターへの投資30億ドルをより的を絞って使うことができるようになりました。

IDAの貢献

- 1億4500万ドルのプロジェクト総コストのうちIDAは1億300万ドルを拠出しました。
-専門技術と大規模な支援によりベトナム政府は、農村道路が貧困削減を実現し得ることを認識できました。
-同セクターに影響を及ぼすのに必要な莫大な数(2,000件以上)の契約を管理するという独自の能力を提供しました。

パートナー

英国の援助機関である国際開発省 (DfID) が、道路輸送プロジェクトII期の下で二国間グラント資金3620万ドルを拠出し、さらに道路輸送プロジェクトIII期(2006-2010年)のために4700万ドルを拠出しました。

次のステップ

世界銀行は、農村道路の財務面をプロジェクトで支援することから、広範な政府プログラムやキャパシティ・ビルディング、政策改革を支援するアプローチへと焦点を移しつつあります。次の支援段階では、できるだけ政府のシステムを利用して、国および省のプログラムに的を絞ることになります。そのため、農村輸送プログラムを効率的にまた透明性をもって管理できること証明してきた省に、権限が全面的に委譲されます。まだこの段階に達していない省に対しては、投資資金管理能力を培うためさらなる技術協力が行われます。このアプローチでは、パフォーマンスを上げるためのインセンティブを用意するほか、調達が透明性を持って行われたことを確認するため実行後の検証が強化されます。

さらに詳しくお知りになりたい場合

第2次農村輸送プロジェクト(2000-2006)
プロジェクト文書 | ファクトシート(テキスト版)

プロジェクト関連のデータはベトナム交通運輸省のウェブサイトOuter linkでご覧いただけます。




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