5月28日から30日まで横浜でアフリカ各国の首脳が一堂に会する第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)、7月にはG8サミットが北海道・洞爺湖で開催されたことを機に、世界銀行情報センター(PIC東京)では、アフリカをはじめ途上国の人々の生活や自然をそれぞれの方法で伝えるアーティストの作品展を連続しています。
今回は、インドネシアなどの途上国での滞在経験を通じて、日本をはじめ先進国の現代的な側面を見直しつつ独自の視点で表現活動を展開しているビジュアリストの坂本光則さんが、東京をテーマに制作した写真展 Made In Tokyo を開催します。インドネシアの伝統工芸の文様と日本古来の軸を融合した斬新な世界をどうぞご覧ください。12月17日には坂本さんご本人をお招きし、インドネシア滞在をはじめこれまでの経験談や、展示作品についてのエピソードなどをお話しいただくトークセッションを開催します。
私の8年間のインドネシア生活の中で興味を引かれたモノのひとつに伝統工芸であるバティック(ジャワ更紗)やイカット(織物)がありました。ビジュアリストとしてそれら布の持つ柄や模様と日本のモノとの違和感の無いコラボレーションが出来たならとの思いで辿り着いたのがフレームレスで飾れる軸プリントでした。東京生まれの私の写真のテーマである『東京の風景』をイラストテーストに仕上げ、本来、緞子などの素材を使う部分をスキャナー取り込みをしたバティックやイカットをPC経由でデジタルプリント出力で表現いたしました。
~ビジュアリスト 坂本光則
なおこの写真展は、11月30日から12月3日まで東京、名古屋、京都、山口で開催される「エイズ・アウェアネス・コンサート2008~愛する人のことを考えました」 の関連企画です。
坂本光則 プロフィール 1950年、東京・赤坂出身。1970~80年代、アメリカ、ヨーロッパ、アジアで社会人類学を学ぶ。1992年からインドネシア・ジャカルタで(株)電通に勤務、クリエイティブ・プロデューサーとして大手日本企業のテレビCM制作に従事。1998年から2年間、都会生活で忘れかけていた自然や価値の基準を学びなおすため商業活動を停止し、中部ジャワ・セマランのジャングルで過ごした後、帰国。フリーのビジュアリストとしてスチール写真、グラフィックデザイン、映像制作を展開。2004年、宝生流能楽師・佐野登氏(人間国宝)の舞いをコンテンポラリーに捉えた写真展「MAI」を東京・銀座のAKUROSU画廊、高知新聞画廊、熊本・大宝堂画廊、静岡県庁ホールで開催。2005年からは経済誌フォーブスおよびフォーブス・アジア誌上で大手日本企業の経営者や現職閣僚などのポートレートを撮影。東京オートサロン・ベストデザイン賞(1988年)、ロンドン国際広告賞(1996年)、神戸ビエンナーレ写真部門入選(2007年)、国展写真部門入選(2008年)。
写真展 2008年12月1日(月)~26日(金) 午前10時~午後6時 土日祝閉館 (毎週水曜日は午後8時まで特別開館).
坂本光則トークセッション 日時 2008年12月17日(水) 午後6時30分~8時
場所 世界銀行情報センター(PIC東京) 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル1階http://www.worldbank.org/japan/jp
地下鉄三田線内幸町駅、日比谷線・千代田線・丸の内線 霞ヶ関駅下車
問合せ先 PIC東京(世界銀行情報センター) E-mail: ptokyo@worldbank.orgTel:03-3597-6650